【谷藤さんBLOG更新】32 MOOD 2025 August
A.D.M.J.のカタログのスタイリングも手掛ける人気スタイリストである谷藤知可子さん。
谷藤さんに気になるバッグを毎月ひとつピックアップしていただき、そのバッグに合わせた
おすすめコーディネートをご提案いただく人気企画です。ぜひおしゃれの参考にしてみてください。
今回ご紹介させていただくのは、

メタリックレザー/ドラムボストンM(Dカン+)
BRASS BROWN (ブラスブラウン) ¥104,500
アンティーク調の箔仕上げを施したシュリンクレザーと
メタリックなカラーリングが好相性で、シックな輝きが個性的なボストンバッグ。
底部までのファスナーは口開きがよく、物がこぼれてしまわないようマチにもひと工夫。
別売りのショルダーストラップが付けられるよう
Dカンが付いているのもうれしいポイントです。
メタリックのバッグに合わせたのは、最近気になるオールホワイトコーデ

まだ肌寒かった頃、お仕事先でお会いした方で
オールホワイトのコーディネートの方がいらっしゃったんです。
白のジャージィのジップアップのトップスの中に
白のポロシャツ、またその中に白のタートル!
白のチノパンの裾をロールアップして、白のスポーツソックス
が覗いています。素敵なホワイトの重ね着 。
とても新鮮で、思わず「可愛い!」と言ったら
「運動会の先生みたいでしょ!」と。
言われてみれば、・・・なんですが、でもとても可愛い。

それから、何日か経って道でばったり会ったオシャレな知人もオールホワイト。
白のジャケット、白のTシャツ、白のハーフパンツ。
すべてアバンギャルドなデザイナーズブランドのものでしたが、
白のせいかとても優しい印象で、モダンなスタイル。
考えてみたら、オールブラックの人はよく見かけます。
私もそのタイプ。
でも、オールホワイトの人ってなかなか見かけない。
なぜなんだろう?想像するといくつか理由は思い当たります。。。
私にとっては〝ハードルが高い!〟
そう思わされる理由は。かなり目立ちそうだから。
私が会った、オールホワイトの彼女たちが着ていた
白のアイテムは、それぞれ素材が違い
単調に見えない白の重ね着の面白さがありました。
ファッションが大好きでセンスもいい彼女たちは
〝目立つ〟なんて思ってもいないと思うし、
目立ちたいわけでもなく、シンプルにファッションを楽しんでいるだけのはず。
素敵だなと思いました。
こちらのメタリックレザー/ドラムボストンを見た時、どんな色にも合いそうと思いました。
そこで気になっているオールホワイトコーデに合わせてみることに。

STYLIST:CHIKAKO TANIFUJI
スタイリストとして、ファッション誌や広告を中心に活躍する。
トラッドをベースに、ガーリーとパンクを織り交ぜたスタイリングが得意。
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