#38 MOOD 2026 February

2026.2.20

A.D.M.J.のカタログのスタイリングも手掛ける人気スタイリストである谷藤知可子さん。

谷藤さんに気になるバッグを毎月ひとつピックアップしていただき、そのバッグに合わせた

おすすめコーディネートをご提案いただく人気企画です。ぜひおしゃれの参考にしてみてください。

今回ご紹介させていいただくバッグは

オフィサー/トート32cm (Dカン+)というトートバッグです。

最新スプリングコレクションから。

端正な折り目のコットン生地にグースとウルフの刺繍が目を惹くデザイン。

持ち手、口元、外ポケット、そして底の部分には、牛革が使用されたしっかりとした作りです。

トートバッグには珍しく、ストラップ用のDカンが付いているのもポイント。

経年変化を楽しめる、そんなトートバッグだと思います。

オフィサー/トート32cm(Dカン+)

SAHARA(サハラ)  ¥93,500

物を運ぶトートバッグは、使い込むほど魅力がアップ!

トートバッグの「トート」とは、アメリカの俗語で運ぶ、背負うという意味があるそうです。

つまり、トートバッグとは物を運ぶためのバッグ。

私は、もともと、厚手の堅いコットン素材のトートバッグが大好きです。

以前、私が持っていたトートバッグは、お手頃価格のものでしたが

仕事場からスーパーマーケットまでオールマイティに大活躍してくれました。

シンプルで使いやすく収納力もあり耐久性に優れている…

ガンガン使って、どんどん汚れていって、そこがまたなんとも可愛い。

物を運ぶのがトートバッグのお仕事ならば、汚れはたくさんお仕事をしてきた証です。

頑張っているバッグ、お仕事しているバッグ!

そんな風情がなんとも愛おしくなりました。

使い込まれたレザーのバッグとはまた違う魅力が楽しめます。

そのかなりくたびれた風情のトートバッグを

先輩のスタイリストの方が、「とても可愛い!」と褒めてくださったことがありました。

話が弾んで、結果、その方にそのトートバッグを差し上げることに。

差し上げるには失礼なぐらいの状態でしたが…

同じようなものが好きな先輩です。

そして、私は同じトートバッグを新調しました。

ところで、今回ご紹介させていただいた、こちらのトートバッグは

私のトートバッグとはグレードのまったく違う、とてもラグジュアリーなトートバッグです。

選び抜かれたコットン素材、丁寧な刺繍、レザー使い、ステッチと、とても贅沢なトートバッグ。

でも、購入された方には、ぜひガンガン使って欲しいと思います。

牛革の持ち手や、外ポケットが綺麗な飴色になってきて

使用感が出たころ、より一層の愛着が湧いてくるはずです。

今回は、「サハラ」とネーミングされたカラーのバッグを

ボーイッシュなスタイルにコーディネートしてみました。

羽織るだけで明るい気分にしてくれるチェックのステンカラーコート。

カジュアルな印象のバッグともマッチしています。

パンツは数年前古着屋で購入したイギリスの軍物です。

厳しい任務に耐えられる、全然へこたれないパンツ。洗濯するたびに感心します。

靴は紺色のレースアップで、白いソックスを少しだけ覗かせるのがポイントです。

こちらのバッグ、刺繍が施されている面の裏側、背面には大きなレザーのポケットが付いていて

こちら側も素敵ですよね。

ぜひどんどん物を運んで、くたくたになるまで、使い込んで欲しいです。

オフィサー/トート32cm(Dカン+)

SAHARA(サハラ)  ¥93,500

STYLIST:CHIKAKO TANIFUJI
スタイリストとして、ファッション誌や広告を中心に活躍する。
トラッドをベースに、ガーリーとパンクを織り交ぜたスタイリングが得意。
【Instagram】 @chikako_tanifuji